熱中症と過呼吸は間違え易い!?適切な対処や応急処置を知ろう!

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暑い季節がやってくると気をつけなければいけないのが熱中症ですが、
熱中症と過呼吸は症状が良く似ていて間違い易いと言われています。

しかし、実はこの2つの病気の症状が現れるということは、体がとても危険な状態にあるのです。

その仕組みとは一体どのようなものなのでしょうか?
適切な対処方法、応急処置なども併せてご紹介します。

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熱中症と過呼吸について

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まず熱中症がどのようにして起こるのか?またその症状について見ていきましょう。

熱中症は日差しが強く、気温が高くて、風のほとんど吹いていない時に起こります

症状はまず、
めまいや立ちくらみ、筋肉の痛みや硬直が現れたり、大量の汗が出たりします。
そして次に、頭痛がしたり気分が悪くなって吐き気がしたり嘔吐したり、
体がだるくなって力が入らなくなってくるようです。
そして更に病状が進行すると、体全体が熱くなったり、
手足がしびれて思うように動かせなくなったり、
まっすぐ歩けなくなったり、意識がなくなったりします。

では、過呼吸はどのようにして起こり、どのような症状が現れるのでしょうか?

過呼吸は精神的なストレスなどの心因的な原因で起こることが多く
それに加えて疲労や睡眠不足、運動不足、
偏った食事などで体にストレスを受けているときも引き起こしやすくなります。

このように強いストレスを受けると自律神経が乱れるために過呼吸の症状が現れます。

症状としては、呼吸が早く浅くなり呼吸をしすぎてしまうことで
空気を必要以上に吸い込んでしまいます。
そのために、血中の酸素濃度と二酸化炭素濃度のバランスが崩れて
二酸化炭素が減少し、血液がアルカリ性になります。

その結果、手足の先のしびれ、痙攣、筋肉が硬直したり、
意識が朦朧とする
といった状態になります。
その他にも、頭痛やめまいを起こす場合もあります。

そして、息がうまく出来ないという不安から、
胸が苦しくなったり圧迫感や痛みを感じたりすることで
余計に不安になり症状が酷くなる
こともあります。

このように二つの病気を比較してみると、症状が似ている所が多いことが分かります。

いくつか異なる点は、体が熱くなったり、吐き気がしたり嘔吐する、大量の汗が出るという所です。

過呼吸の場合なら、落ち着いて対処し、適切な処置をすれば回復するのですが、
熱中症の場合は、過呼吸に似た症状が出ている時点ですでに、
医療機関を受診しなければ危険な状態にあることが多いので、
冷静に体の状態を見極めて判断することが必要になります。

また、熱中症から過呼吸を併発するという場合もあるので、
こちらも注意が必要
です。

暑さを我慢して、部屋の中で熱中症になる高齢者に、
この場合が多いとも言われています。
日頃から、暑さを我慢しないように声を掛けたり、
話し合ったりすることで、こういった事故を防げるので、
身の回りに高齢者がおられたら、積極的な声掛けをすることで命を守ることにもつながるのです。

熱中症の対処はどうしたらいい?

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適切に対処ができるようにしっかりと予備知識を備えておきましょう。

熱中症の正しい対処方法
  • まずは風通しの良い涼しい場所に移動し、衣服をゆるめて風通しをよくします。
  • 水分や塩分をしっかりと補給します。(生理食塩水や経口補水液があればそれを摂取するのが望ましいです。)
  • 体に水をかけたり、濡れた冷たいタオルなどを体に当てて冷やします。
    首筋、腋の下、足の付け根の内側は皮膚表面に近いところに大きい動脈が通っているので、そこを冷やすと血液が冷やされ、体の熱を取りやすくなります。
  • 体を横にして、足を高くし、手や足を先から心臓部へ向かってさするようにゆっくりとマッサージします。
    (血液中の水分が不足し、血液がドロドロになるため流れが悪くなるのでそれを改善するため)

意識がなかったり、呼びかけに答えられなかったりする場合は、
すぐに救急車を呼んで医療機関を受診しましょう。

救急車が到着するまでの間に、このような処置が出来ると効果的なので冷静に対処してくださいね。

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過呼吸の応急処置は?

次に過呼吸の症状があるときの応急処置についてご紹介します。

一つ知っておいていただきたいのが、以前は紙袋などを口に当てゆっくりと息をして、
吐いた息をもう一度吸う方法(ペーパーバック法)が一般的に知られていましたが、
今はこの方法は推奨されていません

その理由としては、心臓や肺の疾患などから起こる過呼吸の場合はこの方法がよくないためで、
その見極めは素人には難しいからです。

現在は、口をすぼめてロウソクを吹き消すような感じでゆっくりと口から息を吐く方法が応急処置として推奨されています。

また、息が吸えないと焦っている時には、
一度息をしっかり全部吐き切ると自然に息が肺に入るので落ち着くことが出来ます。

過呼吸を普段から起こしやすいという方は正しい腹式呼吸の方法を身に着けておくことも有効です。

過呼吸は不安になればなるほど症状が酷くなるので、
過呼吸が来た!という時に落ち着いて腹式呼吸をすることで(吐く方を意識すると上手くできます)
軽い発作なら収めることが出来るようになります。

まとめ

最近は小さな子供もストレスを抱えている事が多く、過呼吸の発作を起こす子供が急増しています。

突然起こるので本人も周りも慌ててしまいますが、
冷静に対処することが症状を悪化させないためにも必要になってきますね。

そして、熱中症も小さな子供や特に高齢者は気を付けなければなりません。

熱中症の症状の一つとして過呼吸になってしまうこともあるので、
しっかりと症状を見極めて応急処置をし、
適切に医療機関を受診することが重要になります。

正しい知識を持って対処することで症状を抑えたり、進行を遅らせることが出来るので、
是非覚えておいていただきたいと思います。

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