食中毒とは?症状や潜伏期間と治療・予防法を知って自分の身を守ろう!

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毎日の家族の食卓を彩るお料理…
子育てを頑張るママたちは限られた時間と戦いながらも色々と工夫を重ねておられると思います。
春先から梅雨、そして夏と暑い時期に料理をしていて気を付けなければならないこと
それは、食中毒ですね。

気を付けながらの調理に日々努めておられると思いますが、
今日はそんなママたちのために知っておいて絶対に損はない情報をお届けします。

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食中毒とは

まず食中毒とは何か、というところからみていきましょう。

食中毒とは、食べ物や飲み物を原因として、
嘔吐、腹痛、下痢などを起こすこと
をいいます。

原因となる食べ物や飲み物は腐敗とは違って、味も臭いも変化がないので
気づきにくいという特徴があります。

食品に細菌やウィルス、それらが作る毒素、化学物質(ヒ素など)、
自然毒(フグやキノコ類など)が混
入していると食中毒が起こります。

その中でも微生物(細菌やウィルス)による食中毒が大半を占めています。
食中毒の原因になる細菌などは高温多湿を好むので、湿気の多い暑い時期に
発生しやすくなるのです。

食品が腐っていた時に食中毒になると思う方も多いと思いますが、
実際には、腐っていても食中毒の細菌やウィルスがついていなければ食中毒にはならず
腐っていないものでもそれらが付着していたら食中毒になるのです。

腐ったものはもちろん口にするのを避けると思いますが、
腐ってないものでも食中毒になると覚えておきましょう。

食中毒になった時の症状と潜伏期間

では、実際に食中毒になった時どのような症状になるのか?
またその潜伏期間(時間)をみていきましょう。

 菌の名前 潜伏期間 主な症状
感染型 カンピロバクター菌 1~7日 初期症状として腹痛や使い感が起こり、嘔吐、腹痛、
下痢を起こす。下痢は水様便と粘液便の場合がある。
腸炎ビブリオ菌 10~20時間 主な症状は悪心、嘔吐、下痢、粘血便、発熱、腹痛、
痺れやチアノーゼが出ることもある。
サルモネラ菌 6~48時間 嘔吐、腹痛、38度前後の熱、下痢などが急激に起こる。
下痢便は水に近く粘血便が出ることもある。
感染型(生体内毒素型) 腸管出血性大腸菌 3~9日 嘔吐、出血を伴う下痢、腹痛が起こる。38度以上の
(O157など) 高熱はまれ。子供やお年寄りは合併症を起こしやすい。
セレウス菌(下痢型) 6~16時間 水様性の下痢、腹痛、腹部の痙攣などが起こる。
嘔吐はめったに見られない。
ウェルシュ菌 6~15時間 腹部が張った感じになり、腹痛や下痢が起こる。
下痢は1日に数回程度。2~3日で回復する。
毒素型(食品内毒素型) ボツリヌス菌 6~15時間 物が二重に見える。弱視、言葉がしゃべりづらくなる。
耳鳴り、呼吸困難、唾液や汗の分泌障害などが起こる。
セレウス菌(嘔吐型) 30分~6時間 吐き気や嘔吐、下痢腹部の痙攣などが起こる。
激しい嘔吐で吐いた物を喉に詰まらせることもある。
ブドウ球菌 2~4時間 悪心や激しい嘔吐、下痢が主な症状。下痢便は通常
水様性だが、重症化すると粘血便に。多くは1~2日で回復。

感染する菌によって、潜伏期間にとても開きがあることが分かりました。

長ければ1週間ほど潜伏するものもあるので、常に注意しておかなければなりませんね。

食中毒の治療は?

ではもし、食中毒になってしまったらどのように対処すればいいのか?
治療はどのようにするのかをご紹介します。

食中毒になった場合、多くは嘔吐や下痢の症状のために脱水症状を起こします。
脱水をひどくしないために水分とカリウムなどの電解質をしっかりと補給しましょう。

口から食事が出来る場合は胃や腸に負担のかからないものを少しずつ摂りましょう。
スポーツ飲料を飲んで、電解質の補給のためにバナナを一緒に食べるのがいいでしょう。

吐き気や嘔吐がある場合は、吐いた物で気管を詰まらせないように、
特に寝ている時は体を横向きに寝かせるなど、姿勢に気を付けることも大事です。

食中毒を起こして、家庭で様子を見る場合、
特にお子さんの場合は市販薬などを自己判断で飲ませるのは危険です。
出来る限りすぐ病院を受診するようにしましょう。

① 嘔吐で水分を充分に取ることが出来ない場合
② 水のような酷い下痢が治まらず、脱水症状になることが予想される場合
③ 腹痛や嘔吐が強く、口から物が食べられない場合
④ 血便がある場合
⑤ 高熱の場合

このような症状があるとき、まずは医師の診断を受けますが
場合によっては点滴などの治療が必要な場合は入院となることもあります。

病院では次のような治療が行われます。
口から物を入れられない場合は点滴による治療をして、それと並行して、
口から物を入れられるようにするために吐き止めの注射
をします。

強い下痢止めは腸内の原因菌を閉じ込めてしまい
更に悪化させることもあるのでひどい場合以外は下痢止めの使用はしません。
下痢をしているから、止めると簡単に判断してはいけないということです。

なぜ市販薬を自己判断で使用してはいけないかが分かりましたね。

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食中毒を予防するには?

食中毒の予防法としてまず初めに思いつくのは、食品を加熱することだと思いますが、
これは、菌によって有効な場合と、そうでない場合があります。

● 過熱による予防が出来る菌
ボツリヌス菌・ウェルシュ菌・腸炎ビブリオ・サルモネラ菌・大腸菌

● 過熱による予防が出来ない菌
ブドウ球菌・フグ毒・毒キノコ

このように見てみると、過熱によって予防できる菌が多いことが分かります。
しかし、ブドウ球菌だけは加熱による予防が出来ません。
ではどのようにして防げばいいのでしょうか?

ブドウ球菌は健康な人の皮膚などにも存在しますが、
特に調理する人の手に傷や湿疹があって傷口が化膿している場合は
食品を汚染する
可能性が高くなります。
このような場合には調理は避けましょう。

これ以外には

● 調理する人はしっかりと手を洗い殺菌する。
● 食品の保存は低温保存する。
● 調理器具の洗浄殺菌をしっかりと行う
● 調理後は出来るだけ早く食べる。

このようなことに気を付ければ大丈夫です。
夏場は作り置きなども避ける方がベストですね。

牛乳などの乳製品、卵製品、肉やハムなどの加工品、穀類とその加工品(おにぎりやお弁当)
他にもちくわやかまぼこ、シュークリームなどの洋菓子などのように、
調理する時に素手で扱うものが原因となる食中毒が多いようです。

ブドウ球菌の食中毒の原因となりやすい食品として覚えておきましょう。

夏のお弁当などは細心の注意を払わなければならないということです。

お弁当にしてもって外出することの多いおにぎりも
ラップを使うなどして直にご飯に触れないで握るのがいいですね。
おかずが冷めないうちに弁当箱に蓋をしてしまうと、湿気がこもり菌が繁殖しやすくなるので
しっかり冷ましてからふたを閉めることも大切です。
保冷BAGや保冷剤などを活用して、弁当箱を出来るだけ低温に保つことも有効なので
積極的に活用しましょう。

まとめ

今まで何となく、加熱すれば大丈夫とか、変なにおいがしなければ大丈夫とか
そのあたりの配慮のみで調理をしてきた方も多いのではないでしょうか?

私自身もそうだったのですが、食中毒は正しい知識を持つことで充分に防げるので、
これからは今まで以上に気を付けていこうと思います。

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