花粉症と副鼻腔炎の違いって?併発するの?

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今や花粉症は日本では3000万人もいると言われていて、国民の四人に一人が苦しんでいます。

花粉症は鼻の症状が出る方が大多数ですが、
同じ鼻の病気である副鼻腔炎とはどのように違うのでしょうか?

昨今、この花粉症の時期の副鼻腔炎が増えているという統計結果もあるほどです。

そこで今回は、花粉症と副鼻腔炎の違いや、併発するのかどうか、また治療の方法や治療に使う薬についてもご紹介します。

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花粉症と副鼻腔炎の違い

日本の国民病といっても過言ではないほど、患者数の多い花粉症。

特に春の時期のスギやヒノキの花粉症の方がたくさんおられますが、
花粉症の鼻の症状と同じ鼻の病気である副鼻腔炎にはどのような違いがあるのでしょうか?

二つの病気の鼻の症状に焦点を当てて、比較していきましょう。

~花粉症~

花粉症の場合は、鼻の奥から一気にツーっと流れるように、無色透明のサラッとした鼻水が出るのが特徴です。

また、それに伴って、鼻の奥がムズムズと痒くなることもありますが、

ひどくなると、鼻の奥がずっと腫れたように感じ、鼻づまりが起こって、声も鼻づまり声になります。

屋外で活動した時やその後に症状が急にひどくなったりすることもあります。

~副鼻腔炎~

副鼻腔炎というのは、鼻の奥でウィルスや細菌に感染したり、アレルギー症状が起こることで鼻の粘膜が腫れて、

鼻からの排出物を出す自然口がふさがれてしまうために雑菌が繁殖して化膿し、
その膿が鼻の奥や目の下の空洞部分に溜まる病気です。

鼻水は鼻の奥に貼りつくような感じのドロッとした黄色(蛍光色のような場合も)の鼻水
花粉症の鼻水のようにツーっと流れることはありません。

ドロッとした鼻水は臭いを伴う場合もあります。

鼻をかんでも奥に溜まった感じがなくならず、スッキリしないことも多く、
鼻の奥や目の下を外から触るとブヨブヨした感じになったり、
酷くなると鼻の奥に痛みを感じたり、うつむくと頭がガンガンするような痛みも引き起こします。

人によっては虫歯ではないのに歯が痛くなる(右上・左上の6番目の歯)こともあります。

このように、花粉症の鼻炎と副鼻腔炎は鼻水の状態や痛みなどの点で大きく異なります。

ドロッとした黄色い鼻水や鼻をかんでもなかなかスッキリしなかったり、鼻の奥の痛みを感じたら副鼻腔炎の可能性が高いので耳鼻科を受診する必要があります。

花粉症と副鼻腔炎は併発するの?

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花粉症と副鼻腔炎は併発するのでしょうか?

確かに、花粉症の時期に副鼻腔炎になる方は実際のところ多いと言われています。

以前は、副鼻腔炎はアレルギーを伴う場合は少なかったのですが、
昨今、アレルギーを伴う副鼻腔炎が多発する傾向にあるという統計結果もあるようです。

そして、花粉症が副鼻腔炎を誘発させる原因となっているのです。

これをアレルギー型副鼻腔炎と言います。

花粉症のために鼻の中の粘膜が炎症を起こし、その炎症が鼻の中から排出物を出すための自然口をふさいでしまい、

上手く微生物などの異物を排出出来なくなると副鼻腔炎へと進行して鼻の奥で膿のような鼻水が貯まってしまいます。

花粉症だと思っていたらドロッとした黄色い鼻水が出てきたり
鼻の奥に痛みが走ったりするような症状が見られたら、耳鼻科を受診することをお勧めします。

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花粉症と副鼻腔炎の薬は??

花粉症と副鼻腔炎を併発してしまった場合は、薬はどのようになるのでしょうか?

まず、花粉症の症状が酷くならなければ副鼻腔炎にはなりにくくなるので
そのケアをしっかりとしておくことが大切です。

毎年ひどい症状に悩まされている方は特に、シーズンに入る前に耳鼻科を受診して対策をしておくといいでしょう。

花粉症のアレルギー症状を抑える、抗アレルギー薬を使うことと、
出来るだけ花粉に鼻やのどが触れないように対策することも大事ですね。

残念ながら、副鼻腔炎を併発してしまった場合は、鼻の奥に溜まった膿を排出することと
炎症を抑えるための抗炎症剤や繁殖した細菌を抑えるための抗生物質が必要になります。

花粉症のアレルギー症状を抑える薬に、これらの薬をプラスして処方してもらうことになります。

薬は、飲み薬の他に鼻の奥に直接スプレーする点鼻薬もあります。

花粉症と副鼻腔炎の治療について

花粉症と副鼻腔炎の治療についてもご紹介しておきましょう。

基本は投薬治療となります。

先ほど述べた薬で炎症を抑え、雑菌の繁殖を抑えることと
アレルギー物質に過剰に反応してしまうことを抑えるために、抗アレルギー薬を使います。

この他に、詰まってしまった鼻の通りをよくするために吸入処置をすることもあります。

副鼻腔炎になってしまうと、抗生物質を使った治療がそれに加わります。

副鼻腔炎になってしまってひどくなると、鼻の奥に溜まった膿を取り除く手術をする場合もあります。

しかし一度手術で取り除いても再び再発することはよくあるのが特徴です。

手術まではいかなくて投薬治療の場合でも、副鼻腔炎を発症すると完全によくなるまでに時間が掛かりますので、

一旦症状が収まったように見えても、医師の許可があるまでは投薬治療をしっかりと続けることが大切です。

そして気を付けたいのが、進行してしまった副鼻腔炎ほど治るのに時間が掛かってしまうので
おかしいなと気づいたら、早めに受診するようにしましょう。

まとめ

花粉症と副鼻腔炎の症状の違いから、二つを併発してしまった場合の治療や薬はどうなるのか?
ということをご紹介してきました。

副鼻腔炎は完全によくなるまでに時間が掛かることが多いので、
花粉症から副鼻腔炎に進行しないように、花粉のシーズンが始まる前から対策をしておく方がいい事も分かりました。

辛い時期がさらにつらいことにならないように、しっかりと対策をしておきましょう。

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